・最新の紅葉情報を申し上げます!
昨日(9/24)お泊りのお客様が教えてくれました。
・奥利根の水源の森は今、ブナとミズナラの紅葉が始まったとのことです。
この夏とても暑かったことと、最近逆に山の上の方は、朝晩の冷え込みが
強いために、紅葉が進んだのだろうと思います。
・今週のおでかけのポイントとしては、標高の高い地点で ブナやミズナラの
紅葉を楽しむことがおすすめです。
(例)①ゆけむり街道ドライブコース
②金精峠越えコース
③望郷ラインと玉原高原散策コース など
以上
(館主兼下足番 熊五郎)
・・・10月23日 牧水は金田屋に投宿しました。
ここに歌の弟子である、猿ヶ京のH一君がたずねてきます。
二人で 蔵座敷の牧水の部屋で、9時すぎまで語り合いました。
(余談ですが、牧水は鮎の甘味噌焼きを おかわりして食べたと、祖父に
聞きました。)
翌10月24日の朝、三枚の葉書を書いた後 沼田へ向かいます。
青柳旅館に投宿。ここで歌会を開きます。
酔いどれの牧水が、頼まれて書いた歌の掛け軸が 今も青柳旅館のロビーに
飾ってあります。
10月25日 片品川の岸に沿ってさかのぼっていきます。
老神温泉へ投宿します。
この宿で牧水は、とろろ汁と山女魚の魚田で一杯やりました。
翌10月26日、降りしきる雨の中を さらに片品川をさかのぼりました。
途中 吹割りの滝で、紅葉のみごとさに感嘆します。
東小川村の千明家に立ち寄り、番小屋に泊めてもらう許可を得ます。
この日は白根温泉の一軒宿へ泊りました。
翌10月27日、霜の深い山路をのぼり、丸沼のほとりをすぎて
山番小屋へ辿り着くのです。
この小屋で、山番のじいさんと酒をくみかわす有名な場面が登場します。
10月28日は 金精峠を超え一路 日光湯元へ向かい、山を駆け下ります。
こうして利根・沼田の旅は 終わりをつげるのでした。
(館主 熊五郎)
2010年09月15日 (水) |
今週のお出かけ情報
(前回からのつづき)・・・法師温泉から湯宿温泉へ。
牧水は法師温泉で一夜、歌友と大いに楽しみました。
翌10月23日、早朝5時に法師を出発します。
吹路という部落の急坂にかかったところで、12,3才から20才までの
若い女たちのグループに会います。
先頭の一人だけが眼がみえ、あとはみな盲目でした。
これが有名な越後のごぜと呼ばれる 女旅芸人でした。
牧水は、このままこの山路で 彼女らに唄わせてみたいとふと思いました。
しかし 同伴の二人が、余りに善良な青年である事に気づき その思いを
断ち切ります。
猿ヶ京を過ぎた笹の湯温泉で昼食。宿の二階から斜め真上に 相生橋を仰ぎ、
両岸の崖の 鮮やかな紅葉を楽しんだようです。
湯宿温泉にさしかかると、牧水はひどく身体の疲労を感じます。
そこで 二人の同行の青年と別れ、まだ日は高かったのですが、一人だけ
湯宿の宿屋へ泊ることにします。
その宿屋が、当 ゆじゅく金田屋なのでした。
(つづく)
(館主 熊五郎)
2010年09月12日 (日) |
今週のお出かけ情報
嵐も去り やっと秋らしくなってきましたね。
大正11年の秋に訪れた、歌人 若山牧水の足跡を訪ねるのも
面白いプランだと思い ご紹介します。
10月21日は沼田市の鳴瀧旅館に泊り、翌10月22日 法師を目指します。
それは 牧水が河のみなかみへの憧れを目指す旅でした。
月夜野では 義民はりつけ茂左ェ門の千日堂を訪れています。
ここから遥か彼方に望まれる、高橋お伝の生家を案内人に教わりました。
このあと 名勝黒岩八景の絶景に感心しつつ、さかのぼります。
途中の部落でM一君の家に立ちよります。この人が歌の弟子だったからです。
夕空に星のまたたく頃、やっと法師の温泉宿の灯影をみつけます。
法師では、名物の大浴場と歌友との楽しいひとときを堪能しました。
次回へつづく
(館主 熊五郎)
2010年09月08日 (水) |
今週のお出かけ情報
暑かった今年の夏・・・ 体は思っている以上に疲れています。
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私、熊五郎は 温泉アドバイザー第一期生です。
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(館主 熊五郎)
2010年09月02日 (木) |
今週のお出かけ情報